しろふくの転職応援ブログ

現役採用担当が転職を考えている皆様にお伝えしたいこと

転職活動のオンライン化について ~この時代に提案したいこと~

こんにちは、しろふくです。
東京にも暑い日が戻ってきました。先週夏らしくない涼しさだったので、どこか懐かしい感じもします。

さて本日は転職活動のオンライン化について書いてみます。

1.オンライン選考の標準化
2.オンライン選考のメリット・デメリット
3.この時代に提案したいこと

オンライン面接

1.オンライン選考の標準化

皆さんの職場でも、リモートワークやってますか? 
一度はリモートになったけど、また元に戻ったという方、周りでよく聞きます。

採用活動は外部の人と合うことが多く、お互いに感染の心配もありますので、リモートがいち早く取り入れられた分野かと思いますが、今やどの業界でもオンライン面接が導入され今やこれがスタンダードになってきました。

今までオンラインでの選考を行っていなかった中小企業にも、オンライン選考が広がったのがこの1-2年の変化かと思います。

2.オンライン選考のメリット・デメリット

デメリットとして言われている事として、直接会わないとその方をよく理解できないと言われますが、本音として私はそれをあまり感じておりません。
画面越しでも質問内容を工夫することで、その人の内面を垣間見たり、雰囲気を感じることはできると感じています。

それよりもメリットしかないと思われるのは、以下の点です。

・お互いの時間が節約できる
 候補者にとっては、どうやって転職活動の時間を作るかは悩ましいところです。
以前は仕事を定時で切り上げて面接場所に向かう、早退する、お休みを取るなどの方法しかなかったため、面接場所が職場から遠いと、何回も面接に行くだけでも時間を浪費してしまいます。オンラインだと別の会議に出る感覚で、そのまま面接を受けられますので、その分時間が節約でき、企業研究などに時間を当てられます。
 面接官側も、対面だと会議室へ行く時間、設定する時間、会議室を予約する時間など結構時間がとられるものです。今まではエレベーターまでのお見送りなどで連測で面接を入れることはなかったですが、今は1日に数人に面接できる方の人数も増えています。

・選考期間が早くなる
 これは以前だと1日の面接は1社までしかできませんでした。よって並行して数社受けている時は、そんなにお休みも取れないでしょうから、決定まで2-3週間かかるのは一般的でしたが、今は日中に面接OKの候補者も多く、最短3日で最終面接まで行くなど、各段に決定までの日数が短くなっています。
 対面の場合は難しかった、3社同時進行で2週間以内に内定を出しその中から決める、というようなことが可能になっています。

3.この時代に提案したいこと

「転職=会社に適応できなかった人」から「転職=キャリアアップの機会」と前向きにとらえる社会の変化も急速に感じられるようになりました。

今まで転職活動など考えたことのなかった人についても、一度キャリアの振り返りのために、転職活動を通して他の会社の人の話を聞いてみる、情報を収集してみる、という機会を持つことを提案します。

2-3年前までは敷居の高かった転職活動がよりやりやすい時代になり、キャリアの振り返りの意味での転職活動も、現職と平行して可能な時代になっています。

それによって別の会社や業界を垣間見ることができると同時に、今の環境について冷静に分析する機会が得られます。結論として今の職場にとどまることとなったとしても、転職活動で得られたものは、違う世界を見ることであり、その過程を経験することでより成長できると思うのです。

リモートワークの方、その利点を生かし是非一度はやって頂きたいことです。
転職活動をキャリアの振り返りとして活用する方法、強くお勧め致します。