しろふくの転職応援ブログ

現役採用担当が転職を考えている皆様にお伝えしたいこと

カジュアル面談においてやってはいけないこと ~あなたは大丈夫でしょうか~

こんにちは、しろふくです。
今朝はいつもより2-3度低かったので、少しずつ秋に近づいていているのでしょうか。
もう8月も下旬になりましたからね。

さて、カジュアル面談について何度か書いてきましたが、今日は、カジュアル面談で避けて欲しいことについて書いてみます。

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「カジュアル面談」というのは、面接でななく、求人に応募するまでの情報交換の場のことです。詳しくはこちらをどうぞ。

www.shirofuku.com
カジュアル面談において避けて欲しい事として、以下の3つがあります。

1.無断キャンセル
2.2回以上の日程変更
3.複数経路での同時応募

すべて当たり前と思った方は、ここから先は読まなくても良いですが、当てはまるかも?と感じた方、是非最後までお読みください。

1.無断キャンセル

カジュアル面談であろうと、本番の面接であろうと、無断でのキャンセルはNGです。

「都合が悪くなった」「他社で内定が出た」「応募した際は魅力的に思えたが今見ると魅力がなくなった(これは伝えない方が良いですね。。)」等、色々理由はあると思いますが、貴方が応募する意思がない場合、すぐにキャンセルの連絡をしてください。

事情が変わったり、気持ちが変化するのは、当然ある事です。
それよりも、採用担当者は、応募の可能性のない方と30分ほど電話で話す時間があれば、他の方をスカウトしたいのが本音です。

すでに約束している日時がある場合、「とりあえず約束してしまったから、当日伝えれば良いのでは?」と思うかもしれませんが、採用担当者はその方のためにその時間を確保しておかなければなりません。
1日でも早く伝えてあげると、採用担当者はその時間で他の方と面談ができます。
ここは電話でも、メールでもよいので、早くお知らせしてあげてください。

また、まれにですが、ご本人が気が付いていない場合があります。
お電話しても「??」という反応の場合、本当に忘れていたり、日程調整した結果をスケジュールに記録するのを忘れたりする場合も人間なのであると思います。

採用側への印象は非常に悪くなりますが、本当に気になっていたポジションの場合は、「大変申し訳ありませんが、日程を勘違いしておりました。再度調整頂いてもよろしいでしょうか。」で何とか次回に繋げることができます。

2.2回以上の日程変更

本人の意思でなく仕事の緊急事態で、面談が難しくなる場合も場合もあると思います。
そのような場合は当日の場合が多いですが、迷わず面談予定の方の携帯電話に電話しましょう。
万一出られない場合でも、留守番電話にメッセージを残せばよいです。
メッセージが残せなかった場合、日程調整したメールに返信しておいてください。

上記が緊急事態時の一般的な対応ですが、これも2回続くと、採用担当者も本当に転職可能なのか不安になります。

突発的な業務が発生する職種の場合、思い切って始業前(8:00~)などで依頼する方が良いかと思います。今は在宅勤務の採用担当者が多いため、大体の場合対応してもらえます。

3.複数経路での同時応募

これはご存じない方も多くいらっしゃるのですが、複数の紹介会社から1つのポジションに応募することはNGなのです。

例えば、紹介会社A社より求人を紹介されて、応募したとします。その後、紹介会社B社も同じ求人を扱っていることを発見しました。そこでB社の担当者にも話を聞いたところ、B社の担当者の方が優秀そうなので、B社からも応募すれば合格の確率は上がるだろう・・・と思うかもしれません。

実は採用する企業は、A社から応募を受け付けたしている時点で、B社からの応募は受けつけないのです。
紹介会社は紹介手数料でのビジネスですから、どちらがこの候補者を紹介したか、について揉めないように、基本的に早いもの勝ちというルールがあります。

よって、すでに応募している会社についてのスカウトを、別の紹介会社から受け取った場合、その紹介会社からは応募できませんのでご注意ください。

これを知らない場合、そのまま応募してしまい、B社の担当者は応募企業から指摘されて初めて発覚します。貴方も、B社担当者も、企業の採用担当者も時間を取られたうえ。良い印象にならないばかりか、常識を知らない方として認識される可能性がありますので、ご注意ください。

こちらの記事で詳しく紹介されています。

www.liber.co.jp

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今回はカジュアル面談でやってはいけないことを書きましたが、実は通常の面接でも全く同じことです。

しかし実際には、「カジュアル」という言葉のためか、連絡なしのキャンセルが無くならないことも事実です。過度に緊張する必要はありませんが、すでに候補者の一人として、企業側から見られており、選考は始まっているという認識で臨んでください。