しろふくの転職応援ブログ

現役採用担当が転職を考えている皆様にお伝えしたいこと

転職活動を本気で考える ~「いつか」を「年内」にするにはGWが勝負です~

こんにちは、しろふくです。
4月も3週終わったところで、もう連休が見えてきましたね。みなさん何か予定ありますか?私は仕事がピークを迎えるので仕事しているかも……でも何とか休みとります!

何の予定も立ててないとすぐに終わってしまう連休。今日は今年中に転職したい方へのこの連休の過ごし方の提案です。

カレンダー通りのお休みの方も、週全部お休みの方も、全く土日関係ない方もいるかもしれませんが、今回は最も一般的な今年の連休、連休3日+連休4日でのプランで年内転職を考えてみます。

1.まず初めにすること
2.前半3日ですること
3.後半4日ですること

1.まず初めにすること

通常の週末は疲労回復と家事でいつのまにか終わってしまい、全く転職活動進んでおらず気持ちは焦るばかり……そんな忙しいあなたにとって、本格的に転職活動を始めるチャンスが連休です。

しかし、このプランを実行するにあたり、それまでの期間に終わらせていなければならない事があります。それは何でしょうか。

それは「転職すると決心すること」。これができていないのに、何となく転職サイトを眺めてみたり、受け取ったスカウトメールを読んだりして時間を取られている方、即刻やめましょう。自分がやると決めていない事に時間を取るのは、無駄な時間となってしまうからです。まだ連休まで時間がありますので、ここは連休の前に固めておいた方が良いのです。

さらにご家族のいらっしゃる方は、今後の転職活動にあたり同意を取っておくことが必要となります。内定が出てから反対されると、すべてが水の泡です。内定先の方にも迷惑をかける事になります。

切り出し方に困っている方は、こちらもぜひ参考にしてくださいね。

www.shirofuku.com

2.前半3日ですること

さあ、連休前までに転職をすると決めたし、家族のいる方は同意も取りました。
ここから本格的に活動を開始していく訳ですが、まず必要なことは、「活動計画を立てる」ことです。仕事と同じように、目標期日を決めて逆算していきます。

例えば「12月末に退職する」を目標にする事は、今からの活動で現実的なスケジュールです。就業規則で退職の1カ月前までに退職届を出すと書かれていたとしても、実際は有給休暇の消化や業務の引継ぎがありますので、10月末までに内定をもらう必要があります。今からだと6カ月ありますので、一般的には十分な期間かと思います。

そして、この3日でやって欲しいことは転職軸の決定です。
「どういう方向性で仕事を探すのか」ここは転職において最も重要な部分となります。
今後これがやりたいという明確なものが決まっている方は良いですが、考え方に困っている方は、一旦業種と職種で整理をしてみましょう。

次の4パターンに分かれますが、異業界、異職種については、具体的な業界、職種まで考えてみます。複数候補あっても良いと思いますが、その場合は優先順位もつけておきます。

・同職種・同業界への転職 >最も能力が活かせ早く決まります。
・同職種・異業界への転職 >業界で年収異なるので注意です。
・異職種・同業界への転職 >なじみのある職種でないと苦労します。
・異職種・異業界への転職 >非常に難しいので通常あまりお勧めしません。

まずは前半3日で転職軸の決定まで終わらせます。

3.後半4日ですること

後半4日では、実際に応募できる環境を整えます。

1)エージェントを使うか、自己応募かを決める

エージェントを使うかどうかは、転職活動では大きな選択となります。優秀なエージェントとそうでないエージェントを使った時、結果は全く違ったものになります。
よって優秀なエージェント探しが必要になるのですが、これが大変難しいため、私なら信頼できる方に紹介してもらうと思います。

しかしこれも面倒であり、エージェントの意見に流されやすい方は、ぜひご自身での転職活動をおすすめします。もし自分で転職活動を進められるのか自信のない方、拙著ですが参考にしてください。

現役採用担当が教える はじめてのスカウト転職

https://www.amazon.co.jp/dp/B0CRZ8LT8C

実はエージェントを使いながら、ご自身でも応募をされる、平行型の方も多いです。どちらかに決められない方は、両方を試してみて、ご自身に合う方または両方を選択するのでも良いと思います。

2)履歴書、職務経歴書を準備する

履歴書、職務経歴書をすでにお持ちの方、直近の期間についてアップデートしておきましょう。また、これから作成する方、ネット上には色々なひな形があり、記載上の注意点も一緒に記載している事が多いので、それを参考にしてみましょう。

私が個人的にお勧めすることが多いのが、dodaのサイト。特に職務経歴書は職種別のテンプレートが充実しており、とても参考になります。

doda.jp

doda.jp
3)(自己応募の方)転職サイトへ登録する

自分で転職活動をされると決めた方には、スカウトを利用すると選択肢が広がるので、お勧めするのですが、そのためには色々な転職サイトにご自身の情報を登録する必要があります。「ビズリーチ」などの名前を聞いたことがあるかもしれませんが、自分の情報をそのようなサイトに登録するのです。

詳しくは先のスカウト転職の書籍でも書きましたが、代表的な転職サイトは以下のようなものがあります。
・ビズリーチ
転職ならビズリーチ|選ばれた人だけのハイクラス転職サイト
・リクナビNEXT
転職ならリクナビNEXT|希望の転職先が見つかる転職サイト
・doda
転職ならdoda(デューダ) 求人、転職情報満載の転職サイト
・LinkedIn(外資の方必須)
LinkedIn 日本: ログインまたはメンバー登録


これが結構時間がかかりますので、連休にここまでやってしまえば後の活動が楽です。

     ****************************

以上、今回は少し長くなってしまいましたが、連休を使って転職活動の第一歩を踏み出す方法を説明してみました。旅行やそれ以外の予定もあり、この通りには行かない方もいるかもしれませんが、大事なのは最初の一歩を踏みだすこと。終わらなかった部分は5月中旬までに終わらせるなどの、目標を立てることです。

ここまでを一気に終わらせると、自分の転職軸にあった求人がメールで次々と届くことになります。今までいつ実現するかも分からなかった転職について、一気に現実味を帯びてきます。

まずは最初の一歩を本気で踏み出すこと。もしくは「今年は転職しない」と決め、その時間を別の勉強やリフレッシュに充てても良いのです。自分で選択することで、密度の濃い連休を過ごしてくださいね。