しろふくの転職応援ブログ

現役採用担当が転職を考えている皆様にお伝えしたいこと

中高年の転職活動 ~外資系への転職について考えてみましたか~

こんにちは、しろふくです。
今日は5月というのに夏休みのような日でした・・・みなさん体調は大丈夫ですか?

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今日は中高年の方へ向けて、外資系の会社への転職について書いてみます。
特に40歳を過ぎて転職を考えている方向けです。

1.日本企業における年齢の壁

日本企業においては、一般的に言われている35歳転職上限説のためか、40歳を過ぎたら転職は難しいと言われています。
採用担当者が年齢を気にかけるというのは、実際そのとおりで、既存のポジションに欠員が生じた場合、中途採用担当者は、現在の職場の状況を見て、だいたいこの範囲の年齢層の方に入ってもらいたいと思いながら求人票を作成します。
例えば、上司が35歳、部下が26歳なので、30~35歳くらいの人がいいなあ・・と。そして、電話で紹介会社にそれを伝えます。もちろん求人票にはそんな事は書けませんので、「30代が活躍している職場です」と備考欄に書いたりします。

そのような会社に40歳以上のあなたが履歴書を何通送っても、合格することは難しいです。やはり、日本企業には、まだまだ年功序列の方が仕事がやりやすい、職場の年齢層に合わせて人を採用したほうが、マネジメントもしやすいという考えがあるのだと思います。

2.外資系企業における年齢とは

外資系企業において、一般的には年齢はあまり考慮されません。そもそも履歴書に年齢を書く必要もありません。私は、求人票に年齢について記載されているものを、備考欄もも含めて、今まで見たことがありません。
彼らが見ているのは、求人票に書かれた必要条件を満たした人かとうか、という点のみです。彼らは必要条件を満たす人なら年齢は関係ないと思っています。さらに言うなら性別にも日本企業ほどのこだわりは感じられません。

3.外資系には英語は必須では?

そうは言っても、英語が。。。と思われる方、多いのではないでしょうか?
すべての外資系で英語が日常的に話されているか、といえば否です。
私は今まで外資系の会社2社で就業しましたが、1社目は調査会社でしたが、私が英語を喋ったのは3年間で2回ほど、海外からの電話の取次のみでした。
ここでは日本法人の社員同士は100%日本語、外国籍の方もいらっしゃいましたが、日本語が話せることを条件としていたようで、皆さん流暢な日本語を話されていました。

4.今回外資系企業に実際に転職して

そして2社目が、今回私が53歳で応募し、採用された人材系の会社です。
試験に英語の面接がなかったので、ここはいけるかもと思って、応募しました。
現在どのくらい英語を使うかというと、1週間に1回の会議が英語のみで、それ以外はすべて日本語です。その会議もチームで参加するので、本当は喋れた方が良いのですが、内容が分かればOKの会議です。お、思ったほど英語を使わないで良かった、、というのが正直な感想です。


日本企業のみ受けていて、なかなかよい返事が貰えない場合、同じ職種の外資系企業を受けてみるという選択肢もあります。一般的に大企業になるほど、日本語を使う割合は多いはず。
年齢の壁はそこにはないことを、お知らせしたくて書きました。検討を祈ります!