しろふくの転職応援ブログ

現役採用担当が転職を考えている皆様にお伝えしたいこと

LinkedInでスカウトされたら ~今後のチャンスに繋げるために~

こんにちは、しろふくです。
東京は久しぶりに朝から凄い雨でしたが、午後は晴れ間も出ましたね。
少しでも太陽が出ると気分が違いますね。

本日はLinkedInシリーズの続きとして、スカウトをされた場合の対応について書いてみます。スカウトを受ける場合と断る場合、2パターンありますね。

メールに返信

1.スカウトを受ける場合

スカウトメールの多くは、
「○○さんの○○のご経歴を拝見し、ご連絡差し上げました。
現在、・・・のような募集がありますが、概要は・・・です。
ご興味ある場合、詳細をご説明させていただきます。
つきましてはご都合の良いお時間をお知らせください。」
という場合が多いです。

まずは、いきなり募集要項を送るのではなく、「お話をさせて下さい」という形です。
年収などの情報はこの段階では、明らかになっていない場合も多く、電話で初めて年収を知る場合も多いです。

この段階のスカウトメールを受け取り、かつあなたが少しでも興味のある場合、是非電話面談を予約し、募集内容の詳細を聞いてください。
この場合のお電話での面談は、普通20分から30分程度となります。
昼休みや、夜の対応も一般的に可能です。

そして、募集内容の詳細を聞いて、あなたの方から『ちょっと思っていた内容と違うな』という場合もあるでしょうし、スカウトする側から『今回は○○様の目指す方向のお仕事とは異なるポジションです』と言われる場合もあります。

しかし、ここは双方にとって、今後の応募書類を作成したり、面談をしたりという時間を節約するための、重要な意識合わせの時間なのです。これを飛ばして書類を作成して応募して、全然違う仕事内容だった、ということにならないよう、この機会を打診されたら、少しでも興味があったら話を聞くべきです。

この電話面談は、一次面接の前段階の位置づけとなりますので、志望動機などは聞かれませんが、
・現在の職務内容について
・転職について興味はあるか(まだ考えていなかった、でもOKです)
・今後のキャリアパスのイメージ
については、確認されます。

また、貴方の側から、このポジションについての質問もできます。
・どのようなチーム編成か
・応募の理由は何か(新規ポジションや前任者退職等)
など不明な点はこの電話面談にて質問しましょう。

この電話面談後、募集内容に納得したら、正式に応募書類を作成して応募する流れとなります。電話面談のお礼がメールで来る場合が多いので、それに応募書類を添付して返信する形が多いです。

2.スカウトを断る場合

この場合、メッセージを「辞退」することで断ることもできますが、この際におすすめしたいのが、1クリックするのみでなく、なぜ断るのかを相手に知らせることです。

辞退を送る際に、メッセージに対して返信が可能なので、「この度はご連絡ありがとうございます。」に続いて、
「次は化粧品業界でのブランドマネジャーのポジションを探しています」とか、
「2021年以降の転職を考えております」など、相手に次回のスカウトの際に参考になるような情報をお返しすることです。

リクルーターは、これらのやり取りが次回検索した際に確認できますので、このひと手間によって、貴方の次のスカウトの精度を上げられるのです。

折角来たスカウト、無視する場合も多いかと思いますが、丁寧な返事を返すことによって、未来のポジションへのチャンスが広がることを、知っておいてください。


以下はLinkedInの過去記事です。お読みでない方、是非ご参考に。

www.shirofuku.com

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