こんにちは、しろふくです。
九州雨がすごく降っているみたいですね、災害になりませんように。
この時期面接対策の依頼を受けることが多いですが、面接が盛り上がらない理由の1つに、候補者の質問の答え方に問題がある場合があります。
本日は改めて、面接における基本的な質問への答え方をおさらいしてみます。
1.Yes-No Questionには、必ず冒頭に「Yes」「No」を
2.Open Questionにも1分以内で答える
3.逆質問で面接官のレベルをチェックする
1.Yes-No Questionには、必ず冒頭に「Yes」「No」を
Yes-No Questionとは、かならす「Yes」か「No」で答えられる質問のことです。
これはあたりまえと思われる方もいらっしゃると思いますが、できていない方に遭遇することがあります。
「はい」「いいえ」で答えられる質問には、必ず「はい」「いいえ」を冒頭につけてください。
ただし、「はい」「いいえ」だけではなく、その理由も明らかに聞かれている質問もあります。その時は理由も大事ですが、最初に「はい」「いいえ」を忘れずに!
「大学を1年休学されたのですか」
→「はい」・・・(あ、理由も言えばよかったな)
「大学を1年休学されたのですか」
→「はい、自転車で世界を回ってみたくなり、1年間休みを取りました」
これに「はい」「いいえ」を入れずに答えると
「大学は1年休学されたのですか」
→「自転車で世界を回ってみたくなり、1年間休みを取りました」
「はい」ということは分かるのですが、やはり面接官は「はい」か「いいえ」を入れて欲しいのです。会話の安心感が違います。
2.Open Questionにも1分以内で答える
Open Questionとは、「Yes」「No」で答えられない質問、例えば「自己紹介をお願い致します」などがそれにあたります。
自己紹介をお願いされたあと、5分間喋り続ける方がいらっしゃいますが、その時点で合格が怪しいです。
自己紹介は1分以内に、長くても1分半程度に収めてください。
3分を超えたあたりで、面接官の集中力は切れ、相手の様子を確認しながら会話できない方という判断がなされます。
対面の場合、あまり長いと途中で打ち切られる場合もありますが、オンラインだと打ち切るタイミングも難しく、そのまま聞いていることになりがちですので危険です。
自己紹介以外でも、
「今まで売り上げを伸ばすために工夫されたことを教えて下さい」
「チームメンバを纏めるために工夫されたことを教えて下さい」
このような、ご自分での工夫した事を聞かれた場合、おお、あれを話そう!、と目が輝いて、一気にお話を始める方がいらっしゃいます。
このようなご自身の体験談(特に自信があるもの)については、話が長くなりがちなので気を付けてください。
意識しておくと良いのは、「どんな質問でも1分以内で答える」ことです。
1分というのは、ご自分で測ってみると分かると思いますが、非常に多くのことが話せます。
この1分間の中で面接官が興味を持ったことを質問し、さらにその部分を回答すればよいので、結局その方が双方が満足できる話の内容となります。
面接官との会話のキャッチボールを楽しむつもりで、短い回答を心がけてください。
3.逆質問で面接官のレベルをチェックする
前職の職務内容などを話すとき、どの辺まで話せばよいのか、分からない時があります。特に技術分野などでは、相手のレベルが分からないと「〇〇という技術があるのですが・・・」から始まって、その技術の説明で自己紹介が終わる、ということにもなりかねません。
面接官が複数いて、どの部門から参加しているかも不明、ということもあるかもしれません。このような時は思い切って、質問をされているメインの方に、「〇〇技術ってご存じでしょうか?」と聞いてみることも良いと思います。
「はい分かります」「あー〇〇のことですよね」であれば良いのですが、「すみません、説明していただけますか」となりましら、それはそれでアピールチャンスです。
相手の知らないことをいかに分かりやすく説明できるか、についても面接で見られている重要なポイントです。
時には図を描いたりしてさっと説明でき、かつ理解いただけると、面接官の満足度もあがりますので、事前に準備しておくことをお勧めします。
相手に分かってもらいたいという意思表示でもありますので、このような面接官への逆質問は失礼にはあたりません。
ご自分を効率よくアピールする方法として、覚えておいてください。
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面接は、面接官にご自分を知っていただく場ですので、会話のキャッチボールが多いほどより深く自己アピールできたことになります。
緊張することなく、楽しんできてくださいね。
以前も同じような記事書いてましたね。。こちらも参考にどうぞ。