こんにちは、しろふくです。
とうとう本格的な夏がやってきましたね。
海へ山へと出かけたいところですが、今年は何とか工夫して乗り切りましょう。
来年は心おきなく外出できますように。
今日は、最近カジュアル面談をした中で、候補者の方から非常に良い質問をいただいたので、ご紹介します。
カジュアル面談初心者の方も、もう何回もこなしているベテランの方も、参考になればと思います。
1.カジュアル面談とは
カジュアル面談とは、正式な面接に進む前の採用側と候補者の文字通りカジュアルな情報交換の機会です。
初めての方は、以下の記事もご参考にどうぞ。
www.shirofuku.com
基本的に採用側は、候補者に応募してもらいたいと思って面談をしています。
多くの場合、最初に「面接ではないですので」と言われますが、実際にやっていることは、応募条件を満たすか、長く働けそうか、社風に合うかどうかなどについて、チェックされています。
例えば、募集要項には『〇〇分野の基礎的な知識を有している』と書いてある場合、候補者本人は基礎的な知識は持っているつもりでも、採用側からすると、そのレベルに達していないこともあります。
そこを、〇〇分野に関する具体的な質問をしたりして、確認したりします。
2.ある候補者とのカジュアル面談
先日、ある候補者とカジュアル面談をしていたときのことです。
〇〇分野についての知識が足りないと感じながら、面接も終盤になってきました。
「〇〇さんから質問はないでしょうか?」
普通は、社風だとか、残業時間だとか、リモートワークについて聞かれることがほとんどです。
「正直に教えて欲しいのですが、今お話しした内容でこのポジションに受かりそうでしょうか?」
ものすごく直球でびっくりしましたが、必要とされるレベルに達していなかったので、その旨を正直にお伝えしました。もちろん候補者様からは非常に感謝されました。
通常のカジュアル面談では、採用側からスカウトをしたあと、面談を依頼する場合が多く、そのため、お話していてちょっと条件に達していないなと思っても、その場では伝えないことも多いです。
3.効率的な転職活動のために
一般的には、カジュアル面談のあと、応募者から履歴書、職務経歴書を頂きます。そして、書類の内容が面談の内容とあっているか、その他面談に出てこなかった部分も精査して、正式な書類審査に進みます。そして、今回のように募集要項の条件を満たさない場合は、その時点でお見送りとなります。
実際の転職活動では、カジュアル面談のあと、応募する会社に合わせて、職務経歴書を修正する作業が非常に時間がかかる部分です。
『え、カジュアル面談のあと、すぐに書類を送っているけど・・』という方、いますぐ冒頭の記事をお読みください。
面談後は、面談の中で出てきた、採用側がどのような人材を探しているのかに合わせて、書類を修正するのが鉄則です。
今回の候補者は、その必要があるかについて聞いてきた訳ですね。
この逆質問については、少し自信がないけれど挑戦してみようかと思うポジションについて特に有効です。
事前に合否が分かれば、その時間で他の会社にチャレンジすることもできますから。
今回は効率的な転職活動のための1つの例をご紹介しました。
皆さんの夏休みが有益なものとなりますよう!